2008年01月31日
分離プランについて考える(後編)
さて、現在の各社のプランについて説明しましたが、私が望む分離プランについて書いてみます。
・新規、機種変更、利用期間に問わず、端末価格は変わらない。
・端末価格は低価格~高価格まで機種に応じた適切な価格のものを用意する。
・利用料金は旧プランより安くする
基本的にはこれだけです。
インセンティブについては、賛否両論あるでしょうが、これはそもそもの流通の方法がおかしいのが問題でしょうね。
回線を扱うキャリアが、端末製造メーカーに端末を発注して仕入れ、販売店に卸しているという流れ、ここを正すことが根本的な解決だと思われます。
販売店はメーカーから仕入れて販売することで、価格は需要と供給に応じた価格へと自然になっていくでしょう。
キャリアは回線だけを扱うならば、新規ユーザーに対して無料期間などの割引を行おうが、長期利用ユーザーを安くするプランにしようが、販売店にインセンティブを払おうが自由だと思うのです。
つまり、真の分離プランとは、端末販売と回線販売をその流れからして別にすることなのです。
ここまでいくとどうなるかというと、端末におけるキャリアの力がどんどん及ばなくなってきます。
同時にキャリアに守られていた製造メーカーも、競争に直に晒されることになります。
コスト削減のためにキャリアごとの端末の差異も無くしていかざるを得なくなるなるでしょう。
ここに私が望むのが、SIMフリーと化した、キャリアに関係のない、1家電品の中の携帯端末です。
5年後になるか10年後になるかわかりませんが、分離プランの行き着く先はここでしょうね。
考えてみてください。
パソコンを買う際に、プロバイダが決められていますか?
接続するプロバイダによって、利用できるネットサービスが異なりますか?
そうではないことは皆さんご存知だと思います。(プロバイダ専用のサービスはあったとしても)
そして、量販店でのパソコン購入時におけるプロバイダ同時入会での割り引き、あれこそがインセンティブです。
キャリアが回線業者となることで、シンプルになることがよくわかると思います。
しかし、それはキャリアの弱体化を意味するので、決してキャリアは望んでやることはないでしょう。
ユーザーがそれを望み、革命が起こって初めて市場が動くのです。
Googleのアンドロイド、あるいはMVNOの拡大がその革命となることを期待したいと思います。
投稿者 ZAT : 2008年01月31日 02:45
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.wizat.net/blog/mt/mt-tb.cgi/379